2008'12.29.20:57

横浜Fマリノスvsガンバ大阪(天皇杯準決勝)


横浜Fマリノス 0−1 ガンバ大阪


延後11分(G大阪)山崎

これは90分終了した時点でダメだなと思った。

この試合は落としたらいけない試合なのに・・・。
というか、相手はCWCで疲労困憊で守るのだけが精一杯という状況で、このフォメと攻撃のバリエーションに問題があったなぁ。

一ついえるのは早野監督だったら、勝っていた試合だったように思う。

采配だけでいえば、今の木村監督はどんな相手にも自分達のポリシーを貫き通して、状況を見極めようとしていないと思う。インタビューだけ聞いても、まず、これといった打開策が思いつかなかったんだろうなぁ。

西野監督は疲れが目立っていた遠藤と播戸を代えてまで、とにかく守りきって、PK戦に持ち込めればという状況でした。それくらい、試合が始まってからガンバのプレスの遅さや、パスミスの多さが目立ち、普段のガンバといえない緊急事態な感じがしていました。

もはや、遠藤はFKさえも蹴れない疲労やちょっとした怪我で、早く休ませたかったのだとおもう。

動けていたのはルーカスぐらいで、橋本も惜しいシュートがあったけど、それだけでまったく前線の一人として機能していなかったし、播戸の抜け出しは田中裕介がラインを整えていなかったからで、普段のガンバだったら、こういうシーンは何度も作って、演出していた。

だけど、そんな守備的なガンバに対しても、リスクを犯さず、前線への飛び出しがなく、前の3人、キムと狩野と兵藤の3人だけでの攻め。要所を抑えれば、全くコワくないというようなガンバの守りでした。

そんななか、闘志を見せろとばかりに、上がって行った中澤が頼もしく見えました。
でも、監督采配とは違うことだから、周りはついていけないんだろうなぁ。

そして、疲労困憊な相手の後半に2人同時交代。プラス怪我の山瀬功治を投入し、交代カードを全てきってしまった木村監督のミス。清水の退場は、個人プレイの影響だから、仕方ないとして、手の内を全て見せてしまったということで、西野監督はかなりやりやすくなったのだと思う。

なので、延長に入ってしまえば、疲れはほぼ互角になって、1枚カードを残しているガンバは、この試合で足がつっても、交代できる余裕があり、90分で決着をつけようとしたマリノスは、誰も倒れていけない上に、清水の退場もあり、山瀬功治の怪我もあり、と、この時点で決着は決まっていた印象です。

まず、第一に、怪我の山瀬功治を出すなら、非常事態を考えて使ってほしい。1枚交代カードを残すとか。

そして、第二に、キムに代わって大島という采配もおかしい。
トーナメント方式なんだから、1点取られて、最後はパワープレイになるかもしれないのに、同じタイプの交代というのも、全くアクセントにならない交代だったので、無意味でした。
それだったら、大島→坂田か、坂田→キムにしてほしい。それぐらいの変化をつけないと打開策にならない。

一番大事な第三は、マリノスがおせおせペースで、流れはマリノス側にあったのに、その流れを変えてしまうような交代は監督として、どうかと思う。

しかも、疲れていないキムと田中隼を代えたということは戦略的な交代だと思う。その交代によって、流れがより一層、マリノスペースになれば、成功だけど、その逆もありうるということを知っておいてほしいと思う。

2人同時に代えるときは、冒険ですからね。代わった事によって、どうなるかは少し予測がつきにくい交代ですよ。むしろ、ガンバが使うような玉砕覚悟の采配といっていいので、交代によって、流れがイーブンになってしまった事や、相手が動いた事で、西野監督も対応がしやすくなってしまったという事も理解しないといけない。

いや、むしろ、監督代えてほしいんだけど、無理かなぁ。
あまり、好きじゃないんだよねぇ。木村監督の采配。前よりうまくなってきたけど。

これはガンバに優勝してもらいたいけど、今日の試合を見ると、また、中3日で試合だから、延長戦を戦ってきたガンバは、相当、無理しないと難しいだろうなぁ。

だからこそ、マリノスには勝ち進んで欲しかった。むぅ、残念。

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