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2012'03.24.15:55

川崎フロンターレvsセレッソ大阪(Jリーグ第3節)

川崎フロンターレ 0-1 セレッソ大阪


後半30分(C大阪)キム ポギョン

守備はそれほどマズイわけではなかったのだけれど、攻撃がどうもちぐはぐですね。レナトも小松塁も個人のの力は高いのですが、この二人の連携がそれほど良くない。どちらかがボールを持ったとしても、周りの動きに戸惑いが見られるために、最終的には一人で打開しようとするためにセレッソディフェンス陣に簡単に抑えこまれてしまう。

後半になって少しはよくなってきましたけれど、やっぱり、山瀬が攻撃に絡まないとどうも単発で終わってしまうので、フロンターレのディフェンス陣もセレッソのカウンターに備えて、それほど上がりを見せないので、セカンドボールも取ることが出来ないという負のスパイラルに陥ってしまった印象。

せめて、フロンターレの分厚い攻撃を見たかったのだけれど、中村憲剛がリスクを冒して攻めにいけないのが痛い。憲剛はボランチのボジションからでもキラーパスが出せるけれども、憲剛が持ってもあまり動き出しがないので、出しどころがなく横か後ろに預けてしまうんですよね。まあ、その分、憲剛が残っているのでセレッソのカウンターもそれほど怖くはなかったけれど、時間だけが過ぎていく感じで少し勿体無かった。

で、上手い具合にセレッソが勝負をしかけてきて、交代した柿谷がフロンターレディフェンス陣を切り裂いて、こぼれだまを押し込んでのゴール。フロンターレの場合は攻撃が上手くいかないとディフェンダー陣の集中力が切れてしまうので、ある意味攻撃と守備が連動しているといえなくもないけれど、今回だと誰が悪い誰が良いという話ではなくなってしまうので、チーム全体のバランスや士気や判断の早さなどを高めていくしかなさそうですね。

個人的には山瀬と楠神でいうならば、今のチーム状態を考えると楠神の方がバランスが良くなるかも知れない。山瀬はフィニッシャーとして頼りになる存在だけれど、相手がカウンター得意なチームの場合は山瀬と憲剛の間に空きができてしまうので、この二人の間が空けば空くほど守備になったときの中盤でのプレッシャーに連動性が見られなくなってしまうので、フロンターレが得意としているパス一本で決めてしまうカウンターができなくなってしまうのがちょっと気になる所です。まだ、山瀬がチームに馴染んでいないというのも大きい所だとは思いますけどね。

でも、優勝を狙うには早い段階で問題点が洗い出せたので、ここを修正すれば常勝チームとして強くなっていくと思うので、今シーズンは期待できそうです。
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2012'03.17.22:06

FC東京vs名古屋グランパス(Jリーグ第2節)

FC東京 3-2 名古屋グランパス


前半36分(名古屋)玉田
後半14分(東京)石川
後半22分(東京)長谷川
後半28分(東京)石川
後半42分(名古屋)永井

すごい試合だった。
玉田のゴールから、これは名古屋ペースのまま試合巧者ぶりを披露して、このままのスコアで終えるのかと思っていた。守備面での名古屋の素晴らしさは痛いほど実感しているので、攻撃的なFC東京といえどこの展開を打開するのは難しいと思っていました。特に、FWの玉田と永井謙佑という2シャドーが残っているからこそ、攻めで圧倒したとしても、カウンターで1点追加されて万事休すという試合を何度見たことか。

それに、万が一FC東京が1-1になって追いついたとしても、闘莉王を前線に残して、身長の高いケネディとセカンドボールを拾うのが上手いダニルソンがいるために、このタイスコアで終えようとしても、パワープレイで名古屋が制してしまう。だから、この流れには正直驚いた以上に自分のサッカー観を否定されたような感じでますますサッカーの深みというものをハマってしまった。

とにかく、石川のゴールで早く追いついたけれど、タイスコアで引き分け狙いにいかなかった監督の采配が光った。正直、このスタメンを見た時に、監督は引き分けを狙っているのだと思っていましたし、エセFC東京ファンとしても、それでも上々だと思っていた。だけど、このスタメンでなんとか失点を最小限にして、後半に渡邉千真に平山、米本といった選手を投入して後半終了間際の怒涛の攻撃をして勝ちにいくための布陣なんだと気づいたときには、ちょっと感動しました。

それを見事に裏切ってくれたのが石川なんですけどねw。本当、この選手はマリノスを離れてから、メンタル面でも改善したし、ゴールへの執着心も出てきたし、サイドからの突破にかなりの自信をもってそのリスクを背負いながらも仕掛けてくる。さらにその上の高みへと昇りつめようと、サイドでマンマークを外すためにも中央での動きも加えて、マークを外してフリーになるためにボールを持っていなくても動きまくる。ボールが来なくても、そこから諦めない。落胆しない。味方を責めない。

そんな彼の意志はきっとルーカスから受け継いだんだと思う。年齢差はあるし、プレイスタイルも全く違うものの、フィールドでのアイデアがとても似てきていると最近実感しているんですよね。まあ、悪い方向に出た場合は二人共同じ動きをして、同じ場所へ走りこんでしまってスペースがなくなってしまうケースですね。それはアーリアにも同じことが言えて、走るタイプではないアーリアであれど、中央でのショートパスが好きな彼はどうしても梶山や羽生と同じ所でボールを欲する。なので、今回はアーリアは得点したものの、課題はまだ残っていると思っています。でも、それは石川と同じく追々連携を深めていけば一気にチームの核へと成長しそうなのだから、本当マリノスのフロントはおかしいと思っています。

話がそれてしまったけれど、石川の負けたくないというその意志や闘志がチームが上手くいかない状態であっても、味方を鼓舞するくらいに盛り上げてモチベーションを常に高い状態へと保つ。アーリアのロングパスや梶山のミスパスが前の試合より多くなっても、あまり気にしない。優勝候補の名古屋に先制されたとしても、緊張の糸が切れたり、ヒートアップしすぎて間違った方向に走ることもない。淡々と自分の仕事をこなす。そして、周りを見回して、チームのどこを改善すればいいか考えながらプレーしていた気がする。

それが石川の2得点なんだと思っています。どちらも石川らしいゴールではないんですよね。サイドから中央に切れ込んで、カーブをかけながらファーへのシュートが石川のスタンダードな形なんだけれど、前半は完璧に抑えられてしまったからこそ、今度は中での動きという自分のポテンシャルの大きさを見せました。

中央のこぼれ玉に反応して得点したシュートだって、枚数が足りないと感じて中に入っただけで、セカンドボールを拾うためにPA外で待機するわけではなく、そこは高橋らに任せて自分は中での働きへと転じる。それが名古屋としては驚きだったし、見くびっていた部分ではないかと感じます。

2点目の梶山からのスルーパスで抜けだしてのカウンターも名古屋の永井謙佑の十八番を奪うようなスピードで勝ち取ったゴール。純粋なFWではないだけにテクニックを披露してキーパーを狼狽させることなく、シンプルに中央に蹴り込む。ここでも、外さないように慎重にキーパーの横を狙ったりすることなく、とにかくキーパーの目を見ながらの股抜きシュート。キーパーの楢崎も石川だからシュートフェイントしてスピードでキーパーを抜いてからのシュートだと思ってしまうから、どうしても右足を大きく広げないといけない。そんな考えを逆に読んで、キーパーの股が開いてしまう所を狙ったシュートはFC東京の強さだと感じました。

そんな石川だけ持ち上げたいわけではなく、良い選手が多かっただけにその中でも突出した働きを見せた石川に惚れ込んでしまったために石川だけ話してしまった。個人的にはアーリアの成長や梶山の動き、高橋の献身さやDFラインの押し上げの早さと権田の守備範囲の広さなど、語っても語り尽くせないほどに良い動きをしていました。まあ、最初の玉田のゴールは完全に加賀のミスなんだけどね。それさえなければFC東京は完全シャットアウトで勝てたかも知れないと思ってしまう。そんなFC東京には柏レイソルと同じく昇格優勝を成し遂げて欲しいです。
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2012'03.17.22:06

清水エスパルスvsサンフレッチェ広島(Jリーグ第2節)

浦和レッズ 2-1 サンフレッチェ広島


前半9分(清水)アレックス
後半6分(清水)高木
後半42分(広島)千葉

前半は見ていなかったのですが、サンフレッチェの後半の攻撃を見ていると自滅している印象が強く、なんだかもったいない敗戦を喫した感じです。勝てないまでも引き分けまではいけたと思われ、どうにも悔しさだけが残る。

決定力のある佐藤寿人が2回くらい決定的な場面を外してしまったことが今回の敗戦の原因でもあると思う。というのも、2シャドーからの得点はなかなか期待できないだけに最後は佐藤寿人頼みになってしまうんですよね。その佐藤寿人が決められないとなると、他の選手もあまりモチベーションが高くならないので、その士気を上げる術を森保監督は考えて欲しいと思う。

だからこその若い野津田を入れたんだと思うけれど、意外に使える選手ですね。高萩や柏木レベルまでいかないまでも、ボールを持ったら前を向いて積極的に仕掛けていく姿勢がいい。まあ、それも半々くらいで失敗しているので、それを経験と高萩との連携で補えば、佐藤寿人に頼らずも2シャドーだけで入れられるかも知れない。

2シャドーの高萩と野津田の二人は身長が高くてヘッドの強い選手だったらいいんですけどね。佐藤寿人はヘッドは強いですけど、それほど高さがないので、どうしてもサイドの山岸とミキッチからのクロスが低くないといけないので、サイド攻撃がとことん跳ね返されてしまうんですよね。個人的にはミキッチのクロス精度は高いと思っているだけに中央だけではなくサイドからどんどん店を取れるようになると、サンフレッチェはもっと上位を狙えると思う。

水本、森脇、千葉とこの3人の守備が鉄壁なので、1点とって逃げ切り体勢をつければ簡単に試合を制することができそうなんですけどね。森崎も相手の攻撃の起点をつぶすことには長けている選手ですし、相手が前がかりになった所をカウンターで追加点とか理想だなぁ。

でも、サンフレッチェは見ていて本当面白いサッカーをしますよ。森保監督もらしさを見せてきたので、これから試合を見るのが楽しみです。
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2012'03.17.21:53

川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ(Jリーグ第2節)

川崎フロンターレ 1-0 鹿島アントラーズ


前半47分(川崎F)レナト

正直、川崎の方が内容は悪かったです。攻撃もちぐはぐで鹿島のミスも帳消しにしてしまうくらいにボールがつながらなかった。小松塁も良い働きをしていたけれど、フィニッシュまでの形が少なかっただけに前の試合では結構頑張っていた彼も波が激しいのだと感じました。

その分、フォローが出来ていた相方のレナトがさすがでした。背番号を受け継いだジュニーニョ以上にジュニーニョしてましたw。一人でボールを持ったら、とりあえず自らのアイデアを絡めて、ゴールまでの流れを作ることができる選手。あとは連携さえ高まればジュニーニョの穴は埋められるかも知れない。まあ、鹿島でのジュニーニョは全く輝きがなかっただけにこの移籍はジュニーニョにとっても、鹿島にとっても悪い結果になったのかも知れない。第2節でそう思うのは早計だと思うので、見守っていきたいです。鹿島は嫌いだけど。

得点はレナトが味方の誰かに合わせようと思って蹴ったFKがたまたま曽ヶ端の頭を通っていったゴールが決勝点なので、結構しょぼい試合だった印象だけれど、もし狙って蹴ったとしたらレナトという選手は思った以上に活躍しそうです。

まあ、後は山瀬功治が縦横無尽に走りまわって、自分の形からのシュートでフィニッシュする姿を見れて、マリノスファンとしては、こうやって活躍を見ることが出来て大変嬉しい限り。いつも通り、ドリブルからのシュートまでの流れを頭の中で思い描けるので、前線にいる小松塁とレナトを彼の頭の中で計算できる選手と見込めれば、攻撃のバリエーションが無限に広がりそうで、それだけでも期待できそうです。まあ、問題は小松塁も山瀬も合わないということでどちらか外されてしまうともったいないんですけどね。2連勝しているから今の所は問題ないか。

個人的には川崎の方の柴崎がもっとミスを少なくしてくれればいいと思います。リスクをかけて仕掛ける動きはいいんですけれど、どうも今日の試合を見ていると万全の調子ではなさそうなので、そういうときは、山瀬や中村憲剛にボールを渡して、自分は黒子役に徹しても良かったかも知れない。でも、その分、守備でも攻撃でも走っているから、監督の采配次第で大きく化けそうではありますね。攻撃面では楠神というファンタジスタがいるだけにポジションを奪われないようにこれからも頑張って欲しいです。

ディフェンスでは森下が不安だったけれど、鹿島の攻撃がそれほど脅威ではなかったので、それほど気にはならなかった。調子のいい鹿島だったらと考えると恐ろしい。でも、あの鹿島にシャットアウト勝ちしたということで自信にはなっていくと思う。その積み重ねでどんどん選手が成長していって欲しいですね。
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2012'03.10.16:41

サンフレッチェ広島vs浦和レッズ(Jリーグ第1節)

サンフレッチェ広島 1-0 浦和レッズ


後半4分(広島)佐藤寿人

Jリーグ開幕です。いやー、早いですね。そして、面白いですね。
サッカーはプレミアリーグを見て満足しつつも日本代表のつまらない試合に辟易していて、これは国内リーグへの関心が冷めてしまったかな?と思っていたら、広島と浦和のサッカーを見て興奮しましたよ。

得点はロースコアだけれど、どっちも攻撃的で攻めのバリエーションも豊かで、見ていて目が離せない試合でした。これはこれからの試合が楽しみで仕方ない。まあ、ペトロヴィッチ監督のファンタジックなサッカーが好きなので、元広島のペトロヴィッチ監督とそれを承継した森保監督のサッカーが見られて、低迷していた時期の広島ファンとしてはたまらないビッグアーチでの試合でした。

ペトロヴィッチ監督は広島で開花するまでに何年もかかっているので、監督就任早々に結果を出すのは難しいと思っているので、浦和は長い目でペトロヴィッチ監督のサッカーを見て欲しい。今回もそうだけど、結果はともあれ、内容は去年より良くなっていると感じました。だけど、浦和は個性豊かな選手が多いし、個人技を重視しているので選手のマインドを変えることは難しい。だから、監督の理想のサッカーに近づけるように選手が試合を重ねていくうちにコンビネーションが固まってくれば、2,3年後に浦和は常勝チームとしてのプライドを取り戻すと思う。だから、浦和ファンはこの結果に失望しないで、ペトロヴィッチ監督のチームの改革に期待して欲しいと思う。でも、浦和フロントは気が短いからなぁ。シーズン途中で解任しないか、それだけが心配だ。

って、浦和のペトロヴィッチ監督のことについて長々と書いてしまったけれど、広島の森保監督のサッカーも面白かったですね。ジェフ千葉のオシム監督から代わった時もそうだけど、いきなり前監督のポリシーを全て否定するようなサッカーを強要したら、選手の戦術理解までに時間がかかる上にその姿勢を嫌って選手が出ていく可能性もある。だから、森保監督はペトロヴィッチ監督に似せた戦術をとって、まずは手堅いチーム作りに徹していたんだと思う。だから、森保監督に代わっても選手たちは戸惑いを見せなかったし、個人レベルでは負けているであろう浦和の選手にひけをとらなかったと思う。パスミスは多かったけれど、それはお互い様ってことでね。

とりあえず、森保監督が目指す理想のサッカー像は未知数でまだ詳しくはわからないけれど、ペトロヴィッチ監督よりも守備に重きをおいているように見えたので、佐藤寿人が1点取ってからは試合終了まで安心して見られました。本当はゴールラッシュとか期待していたけれど、シュートまでの流れが良かった分、チームがこれから伸び悩んだとしてもそれほど大問題に発展することはなさそう。それに加入したばかりで2シャドーで入っていた石原の動きが良かったので、彼が点を取り始めるようになれば得点機会はかなり増すと思う。今までは佐藤寿人頼みの部分が多かったので、石原のシュートへの意識はチームに良い影響を与えるかも知れないですね。

あとはミキッチや山岸といったサイドのプレイヤーも守備や攻撃面でのベテランぶりを発揮して動いていたので彼らの献身的な動きがこれからも続いていけばいいですね。ミキッチはコンディションの波が激しいので、スピードのある石川がどれだけ使えるかが今シーズンのキーになりそう。あとは、高萩のドリブルでの中央突破とか見られればいいですね。柏木みたいなプレーを求めてはいないけれど、高萩には2シャドーとして、もっとリスクをおかしてでも切れ込んでいっていいと思う。

今回は森脇と佐藤寿人が活躍したけれど、日替わりヒーローが生まれることを信じて広島を応援していきたいですね。それにしても、佐藤寿人は決勝点を決めてくれる男だ。なのに、代表に定着させないなんてもったいなさすぎるよ、ザック。
サンフレッチェ広島トラックバック(0)  コメント(0)
2012'03.03.21:21

柏レイソルvsFC東京(ゼロックススーパーカップ)

柏レイソル 2-1 FC東京


前半26分(柏)ワグネル
前半43分(柏)レアンドロ
後半20分(東京)長谷川

あぁ、なんとも言えない試合だったけれど、久しぶりのJは面白いですね。この試合の位置づけって毎回微妙だと思ってみているけれど、とりあえずは両監督とも重みのある試合ととらえて、監督も選手も本気でのぶつかり合いだったので、Jリーグ開幕前の親善試合と感じず白熱した好ゲームになって楽しかったですね。

ワグネルのシュートはあれが柏の初シュートだと考えると、塩田が可哀想になってくる。でも、あのシュートにかなりの反応を見せた塩田は権田を抑えるだけの実力と集中力があると思えてくる。これはリーグが始まっても失点は少なく済みそうです。しかし、ワグネルのシュートはパない。あの位置から狙える時点で少しのマーク外しも許されないということで、FC東京のディフェンス陣はさすがです。特に徳永はフィジカルさえ強くなれば、チームを支える選手へと変わってきそうですね。

しかし、マリノスから放出してしまった長谷川と渡邊千真が活躍しているのを見て、なんだかマリノスからFC東京にココロが移ってしまいそうです。しかも、大好きな石川もいるし、本当有力な選手をすぐに出してしまうマリノスのフロントは何を考えているのか小一時間問いただしたい。

その長谷川もFC東京ではイキイキとしていたし、渡邊は渡邊でいつも通りのパフォーマンスだけど、マリノスのホームに強かった彼が横浜国際総合競技場以外で全く活躍しないで終わるのか、それとも開花していくのか楽しみでもありますし、悔しくもあります。本当、マリノスから出た選手で上位を狙えるチームが一つできそうだよ。

長谷川は器用にこなす選手ですが、ヘッドでのシュートはそれほど期待できないんですよね。と思っていたら、ヘッドで決めて私の偏見を吹き飛ばしてしまいましたよ。でも、彼はトップ下のポジションで羽生らと共にショートパスをつなぎながらワンタッチで走るサッカーができそうなので、もしかしたら、FC東京で大きく化けるかも知れません。羽生よりも長谷川を選んでくれた監督に感謝。

でも、FC東京も新加入の選手を含めて、攻撃の形のバリエーションの豊富さを見せてくれたことで面白いサッカーを展開してくれたので大満足です。まあ、ボランチとして高橋くらいしか戻らないので、攻撃からのカウンターには弱そうですが、これだけ攻撃の時間があるならば決定力のある選手が一人フィールドにいれば、失点を得点で上回ることが期待できるので、そう問題はなさそうに感じます。

あとは梶山が消えていたのがちょっと寂しかった。彼はトップ下の位置からウイングの石川や矢澤を使っての攻めが上手いのでもう少し前で使いたい。だけど、トップ下には長谷川もいるし、羽生もいるから、梶山はボランチのポジションからのパス出しが基本になるんでしょうね。彼がいれば攻撃は問題ないと思ってしまう。あとは石川にスペースがあればサイドを切り裂いての中央に切り込んでのシュートが見られたら最高だと思いましたよ。

なにはともあれ、Jリーグもあと少しで開幕なので、去年との違いを見ながら大きく変わった全チームの行方を暖かく見守りたいと思います。本当はマリノスが上位にくるとうれしいけれど、無理だろうなぁ。
FC東京トラックバック(0)  コメント(0)
2011'09.02.21:39

日本vs北朝鮮(W杯3次予選)

日本 1-0 北朝鮮


後半49分(日本)吉田

いやー、面白かった。というよりも、ハラハラした。何故か知らないけれど、リトリートとか時間稼ぎに日本人は弱いなぁと思ったり。アジア以外の諸国ではかなり苛立つように時間稼ぎをするけれど、それはそれでプロとしての時間稼ぎだから慣れているけれど、アジアでのあからさまな演技の時間稼ぎとかは目についてしまってサポーターも含めて焦りを生んでしまう。そして、得点機で緊張して決められないというループ。

とにかく、ザッケローニのサッカーは本田が主体だってことがわかりましたね。本田がいないとなかなかパスワークにリズムが生まれない。香川も長谷部も遠藤も連携はピッタリだけど、ゴールに導くためのアイデアが一致しないんだろうなぁ。そこで、本田が緩衝材となって、中盤でのバランスをとっていた印象です。

その代わりを清武にやらせようとしてからは、良いムードになってきました。まだ、彼の実力はこの試合では出せていなかったけれど、ある程度、周りとの連携が取れてくれば本田ポジションのサブとして使える選手だと思っています。山田とか使ってみるのもありだと思ったんだけど、安全牌でいきましたね。でも、次はアウェイだから少し冒険して起用してくるかも。

個人的にはハーフナー・マイクをもっと早く使うべきだたと思います。甲府での彼の活躍を見れば、高さだけでなく決定機をモノにする能力があるので、岡崎よりはゴールへの可能性が出てくる。まあ、テクニックでは岡崎が妥当な所なんだろうけれど、W杯予選は引いて守る相手が多いから、最初からハーフナーでも面白いと思うんだけどなー。それと、時間がないときにはとにかくサイドから早めにボールを上げて、ハーフナーが落として、誰かが走りこむだけでもかなり脅威だと思うので、ワンパターンだけれど、そういった戦略も時には必要だと思います。

とにかく、北朝鮮はゴールキーパーが頑張った。敵ながら普通にスーパーセーブの連発だったから、こういうのを川島に期待したいですね。そういうシーンを作らせないのが一番だけどw。
日本代表トラックバック(0)  コメント(2)
2010'06.20.04:10

日本vsオランダ(W杯予選Eグループ)

日本 0-1 オランダ


日本はよく頑張ったのか?

優勝候補のオランダに1失点で抑えたことが、すごいように感じている人が多いが、オランダの攻撃を見ると、この試合は無理にでも勝とうという気が見えてこなかった。

トップのファン・ペルシーにポストプレーをさせることなく、ボランチのデ・ヨングにもボールを渡さなかった。後方でのパスから日本が焦れて、前目に出たところを狙おうとしていた。つまりは、お互いリスクをおかしてまで、攻める気はなかった。

だからこそ、オランダのヘイティンガがボールを持つ時間が多く、しまいにはGKまで戻すケースもあり、日本としては、完璧に引いて守っているので、攻めづらい。でも、オランダとしても、エースストライカーのファン・ペルシーの調子がそれほど良いものではなく、闘莉王と中澤にマークされて、持ち味が全く出せなかった。

これは、決勝トーナメントにオランダが進んだ時の懸念事項でもある。
だから、スナイデルをトップにして、なんとかディフェンスラインを陽動しようとした。
だけど、その手には引っかからずにラインを整えた。その点は日本の守備陣の対応には賛辞を送りたい。

前半はお互い了承の上での0-0。決定機もチャンスもそれぞれ与えることなく、お互いの持ち味を消し合うだけの、とても暇だった試合。オランダの後方で回される時間稼ぎに飽き飽きしてしまうくらいに何もなかった。正直、この瞬間だけはオランダに幻滅した。

オランダの強さを本気で見せつけるだけの本気の試合を見たかったのに。
だけど、この試合を引き分けても、カメルーン戦に勝てばいいというオランダの余裕と、失点を抑えたいという日本の思惑が一致したようだ。

だけど、オランダのスナイデルがコンビネーションサッカーで無回転シュートを放って、ゴールを奪うことで、試合は面白くなり始める。ようやく、この瞬間から、試合開始のホイッスルが吹かれたようなものだ。

俊輔を入れ、パサーを配備。松井のようなドリブルでの崩しよりも、一発のカウンターで点を奪おうとする岡田監督の決断は良かった。そして、引いて守り始めたオランダを相手に、一気に勝負を仕掛け、FWを入れて、チャンスを作ろうとした交代は良かった。だけど、遅かった。

交代のタイミングもパワープレイの時間も。

だから、ワンチャンスしか作れなかった。ただでさえ、決めることが下手なFW陣なんだから、早目に勝負を仕掛けるべきだったと思う。だけど、昔の岡田監督を知る身としては、最少失点に抑えるサッカーをするのではなく、一気に点を取りに行こういう姿勢に変わっていたことに、少しだけ成長を感じることができた。それだけでも収穫だ。

とりあえず、私が言いたいことは、選手は良く頑張った。でも、監督も選手を見習って頑張って、と感じた試合。それはオランダにも言えること。どちらも、監督の采配に欠点が見えただけに、決勝トーナメントまでには修正しておいて欲しいものです。
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